高冷地、冷涼地にも好適
【特徴】
●平暖地の秋~年内どり、初夏どり、冷涼地の夏秋どりに適し、作型の幅が広い。
●萎黄病抵抗性で黒腐病にも比較的強い。
●株張りは中位、草姿はやや開帳性で生育、結球ともよく揃い、密植適性が高い。
●球は濃い青緑色、甲高偏円で形状が良い。球重1.4~1.5kg程度でよくしまり、L玉比率が高く定数詰めに適している。
●YRしぶきに比較して葉色は濃緑、葉質はやや硬く、低温結球性、耐寒性があり、晩秋、年内どりの遅どり適性が高い。
【栽培の要点・注意】
●若苗定植を心がけ、小苗は使用しない。
●秋まきの場合、早まきすると脇芽が出ることがあるので、晩秋まきをする。
●長雨、多湿時は圃場の排水をはかる。
●冷涼地8~9月どりは夏期、高温乾燥が続くと丸玉になりやすいので、保水力のある圃場で栽培する。