初期生育が早くベビーリーフにも向くホーリーバジル
【特徴】
●一般種と比較し、低温下でも早生で低温障害の出にくいホーリーバジル。味、香りはジェノベーゼとは異なる。
●節間はやや長く、分枝も少ない。ベビーリーフサイズで収穫してもしっかりとした味わいでサラダミックスにも好適。
●べと病に強く、激発地でもある程度耐える。
【栽培ポイント】
◆発芽
・発芽適温は20~25度、発芽まで7~10日程度。直播栽培が容易。播種時の覆土は薄め。
◆管理
・施肥は、窒素成分で10~15g/m2。比較的乾燥に弱く、育苗、定植時に乾かさないように注意。
・草丈が20~30㎝程度で摘芯をし、枝数を増やすて長期収穫。
・草丈50㎝程度で倒状の可能性があり支柱誘引。
・15~20度程度で生育が鈍くなり、10度以下では生育が停滞も5度程度ならば枯死せず耐える。
◆収穫
・大株収穫:株間7~10㎝、条間10~12㎝程度に2粒播種し、本葉3枚時に間引く。
・草丈20~30㎝で収穫開始。摘み取り推奨。株採り可能。小株収穫:128穴~200穴トレイに播種してそのまま収穫可能。
・収穫時期は本葉12~16枚程度、草丈で10~15㎝になれば株ごと収穫。
◆病害
・耐病性はあるが、ベト病防除推奨。比較的高温で発病し、特に昼夜の温度差が大きく、夜露などで湿度が上がると発病。
・害虫では、ヨトウムシ、ハモグリバエ、アブラムシに注意。