高品質 高秀品率 スタミナの強さ 総収量の多さ 冬春キュウリの概念を一新。
【特性】
●強光・乾燥に強くスタミナ抜群、際だつ高品質と秀品多収、食味抜群
●適作型・雌花率:[ハウス]9月~10月まき・・・主枝着果率30~50%
一節1果成りが多い
11月~3月まき・・・主枝着果率60~70%
側枝連続しやすい
●茎:太く節間は主枝・側枝で中位。側枝の発生は良。孫枝も中位。果の肥大を伴いしっかり伸びる。
●【果実】
[葉]:濃緑で厚く、大きさは中位。受光性良好。
[果長]:ハイ・グリーン21:100gで21cm位
シーズン通じて安定する。
ハイ・グリーン22:100gで22cm位(果長やや長め)シーズン通じて安定する。
[果形]:整った円筒形で、尻太、尻細果の発生少ない。
[果色]:際だった光沢のある濃緑色で、イボ、トゲも適度で品位が高い。
[食味]:果皮薄く柔らかく果肉のしまり良いため歯切れが良く、甘味・風味を備えた食感は抜群。
●草姿・草勢:冬場の低温、春以降の強光乾燥に強く、長期間に亘り旺盛な生育をする。
●収量:バランスの取れた草姿草勢と安定した雌花着生・1本成り中心で確実な肥大により長期に亘り秀品多収となる。
●【OS交配:ハイ・グリーン21とOS交配:ハイ・グリーン22の使い分け】
●[出荷方法]:平箱コンテナ出荷→ハイ・グリーン22
レギュラー・コンテナ出荷:ハイ・グリーン21
[普段旺盛にできる場合]→ハイグリーン21
[普段小柄にできる場合]→ハイ・グリーン22
●【最適台木】
[草勢が強い(ブルーム台木)]→OS交配ウルトラ南瓜
[肥大良く、草勢の回復にも優れる、貝割れ葉小さい(ブルーム台木)]→OS交配ウルトラG南瓜
[ブルームレス・強健でウドンコ病にも強い、接木し易い]→OS交配ゆうゆう一輝
[ブルームレス・草勢と果の肥大バランスの良い]→OS交配アート一輝
[ブルームレス・間断なく広く、深く張る強靭な根、耐病性も向上]→OS交配オールスター一輝
●【ハウスキュウリ・極めておいしいハイ・グリーン21&ハイ・グリーン22満点栽培への近道】
●[栽培のポイント]
・極端な蒸し込み栽培をしない
・徒長させない
・過繁茂させない
●品種にあった作型を選ぶ。(9~3月播き)
●苗作りは、過乾燥、低気温、低地温、肥料濃度障害床土、大苗、老化苗を避ける。(素直、伸々の若苗)
●定植圃場における初期の肥料の効き過ぎ、土の渇き等による締め作りで濃緑、小葉にしない。初期に給水が十分にできるようにする。
●12~2月の晴天日はシャープ系より午後、夕方温かく管理する。
●カーテンを閉めたままの高温、多湿管理を避ける。
●追肥は新葉のや果形を見ながら行うが、1回の量を多くしない。肥料のやりすぎに注意。
●灌水は定期的に行い、間隔をあけ過ぎない。
●冬期の夜の気温は下げすぎない(11~14℃)方が良い。夕方の冷やし過ぎも注意。
●節間が長めに伸びる枝(子、孫、ひ孫枝等)は節間が長く伸び始めたら節数に構わずそこで摘む。
●伸び続ける調節間の枝を上(垂直)に誘引し、伸ばし続けない。
●12~2月は強摘芯をしない。9月播きの年内及び、11~2月播きの3月中旬以降は放任し過ぎない。
●収穫果は茎葉を手でかき分けて探さなくても目に入るくらい常に適葉する。(伸び急がないのでそれほど労力を要さない。)後半の過繁茂に注意。
●灰色カビ病に強いが、通常の消毒は怠らない。
●不良条件下(草勢低下、天候不順、低気温など)でも、秀品果(濃緑、ツヤやか、シャリシャリ、整型)が多収となるので、灌水を定期的に行い、間隔をあけ過ぎない。追肥は1回の量を多くしない。●【「特性」栽培者の声】
1.冬春キュウリの常識を破る秀品率。
2.シーズンを通し、果色は濃緑で高温になっても退色なし。
3.果肉が厚く、シャリ感が嬉しい。食味上々。
4.日焼け果出にくい。
5.100g21cm終始安定して良果。
6.枝の発生が良く、いつも若々しく作り易い。
7.収量に山谷がなく、常にハイペースで多収となる。
8.促成、半促成で人気沸騰。