完全無欠的ミニトマト誕生!超耐病・超収量・超秀品率!
全国の産地で実証!
TY耐病性の強度と生育の安定感。
裂皮・ガク落ち・軟化ともに僅少で、
玉揃い&形状も安定し、
とにかくクズ玉が少ない!
作業性が良い!
そして何より、
コンスタントに高い収量性!
長期越冬作でも!
夏秋・抑制作でも!
適応作型が広い!
【特徴】
●平均果重は15~20gの豊円形。果肉は硬めで店持ち良い。
●草勢は強い~やや強い。
一般に高温作型で発生しやすい「芯どまり・めがね(異常主茎)」が起こりにくく、
草勢の維持管理がしやすく、長期越冬作でも極めて栽培が容易。
●糖度7~8度に安定し、糖度・酸味ともにバランス良い。
肉質食感がしっかりしており、店持ちに優れる。
●耐裂果性は非常に強く、肉質もしっかりしており、在圃性高く、
収穫に追われにくい。
●ガク落ち・落果も少ない。
果形も環境や草勢に左右されにくいので秀品性高く、省力的。
●やや晩生で1~2段目はシングル果房中心だが3段目よりダブル以上が増える。
花数で収量を稼ぐというよりは、不良果の少なさや安定した肥大で収量が出る。
●果皮は濃赤色で色ツヤ良好。高温期にも濃赤に着色。
ベースグリーン薄く、高温期に見られる肩口の着色不良が少ない。
●節間長は短く、誘引は省力的。
●夏秋・抑制作、促成・長期越冬作にも好適。
●黄化葉巻病イスラエル型・マイルド型、葉かび病・斑点病ともに耐病性。
特にTY耐病性の強さは各産地で定評がある。
【栽培のポイント】
●めがねや異常花房(カスミソウのような多花の花房)は極めて発生しにくいので、
高温期の定植では草勢維持や根張り拡大を目的として、慣行よりやや若苗での定植も可能。
●裂果やスジ果の発生が少ないので、長期越冬栽培では草勢の維持を重視して
「追い込み型」の管理を行う。
●冬期に葉色薄く、厚みのない徒長した草姿になると、加温設定を上げても
果実肥大には繋がらない。
肥大促進には昼夜温格差を付けて栄養生長と生殖生長(果実肥大)のバランスを
取ることが重要。
徒長していると思われる時は夜温設定を0.5~1度程下げて様子を見る。
ただし日中温度は下げないようにする。
●短節間・大葉で湿度のこもりやすい草姿となるので、
灰色かび・疫病などの防除は定期的に。
●関東の抑制栽培では、初期の肥効が強いと草勢過多(ツルボケ傾向)となり、
ツヤ無し果が発生することがあるので注意。