放任栽培でも高糖度!整枝栽培なら「超」糖度!!
放任でも糖度15度以上を狙えます!
高糖度のその先へ・・・。
放任栽培を前提に育種された果皮が黄化してくる早生系高糖度ネットメロン。
かつて一部の青果流通市場では「果皮が黄化したメロン」は
弱った株から収穫された「不味いメロン」としてタブー視されていました。
これからの「黄色いメロン」は、『イチバン美味しい!』の証です。
【特徴】
●葉はやや小さく、草勢は強い。
●収穫適期に近づくと外皮が黄化し始め、収穫後全体的に黄色くなれば食べ頃となる。
●大きさは放任栽培で1.0kg前後~整枝栽培で1.8kg程度。
●糖度は放任栽培の多果栽培でも安定して15~16度となるが、
整枝栽培で着果数を制限すれば、20度以上になる能力を持つ。
●果形は高球系。果肉は白緑色でメルティング質。しかも棚持ち良い。
●成熟日数は48日内外。果梗部の離層はない。
●つる割病RO.2抵抗性・うどんこ病抵抗性(レースにより発病します)
【栽培のポイント】
●多果穫り栽培においては、早期着果した果実は摘果して根張りを優先すると良い。
定植後30日余りが経過してから着果させる(着果節位は15節以降に)。
また着果後は早めから追肥をやるのが良い。
収穫時まで草勢を維持することが糖度を上げるポイントとなる。
●草勢が強いため、整枝栽培においてはやや減肥にするか、慣行よりも着果数を一つ増やすのが良い。