イタリア語で「星の草」。サクサク食感とほのかな甘み。サラダ野菜の新提案!
【特性】
美しい姿を利用してスイーツや肉料理の飾りにもお勧めです。
1)エルバステラは、和名をセリバオオバコ、英名をBUCK’S HORN(牡鹿の角)、学名をPlantago coronopusといい、イタリアではサラダ野菜として利用されている。
2)ほのかな甘みと苦味が特徴で、食感はサクサクしており、ナッツのような芳香を感じる。どんな料理のもよく合い、浅漬けや鍋、さっと炒めてパスタ等に。
3)寒さには非常に強く剛健だが、暑さは若干苦手。多湿に強く水耕栽培も可能。
4)プランターでの栽培にも適しており、ベビーリーフとしての栽培も可能。
【栽培上の注意】
花芽は摘み取ります。
【播き時期】
播種期は3~5月、9~11月です。
酷暑期は生育が悪いので避けてください。
一方、低温期には非常に強健で、ハウスや室内であれば栽培可能です。
【播種方法】
種が非常に細かいので筋蒔きし、発芽後間引いてください。
播種後10日ほどで発芽が揃います。
セルトレイ等での育苗も可能です。
【植え付け】
株間10cm条間20cmで間引き・定植を行い、定植後30日から収穫が可能になります。
スムーズな発芽・活着を促すためにしっかり灌水して下さい。
【土壌条件】
強酸性土壌は嫌いますが適応は広いです。
水はけがよい土壌を好みます。
プランター栽培もできます。
【肥料】
播種前に苦土石灰70g/平方メートルを施用してください。
窒素成分少なくても十分生育しますので肥料は控えめにしてください。
低肥料で十分生育いたします。
【収穫】
若々しい健全な葉を収穫します。
基本的に、葉の黄化は下部より進行していきますので収穫のタイミングを逃さないように注意してください。
大株に成長すると脇芽が発達し、これを欠き採るように収穫すれば長く楽しめます。
【料理】
イタリアではサラダ野菜として利用されています。
ほのかな甘みと苦味が特徴で、食感はサクサクしており、ナッツのような芳香を感じます。
どんな料理にもよく合い、浅漬けや鍋、さっと炒めてパスタの具に利用します。