露地栽培でも驚くほど甘い「甘さの妖精」です。
極めて味の良い高糖度ピンク系短楕円ミニトマト。
芯止まりタイプなので脇芽取りはアバウトでOK。
割れにくいので、露地栽培キュウリネットでの栽培がおすすめです。
【特徴】
●果実が短楕円形のピンク色のミニトマトで糖度9~10度程度と高く、安定して素晴らしい食味の果実が収穫できる。
●通常のトマトとは異なり、草丈が1.2m程で勝手に止まる「芯どまり型」。ツル先は果房となってそれ以上伸びないので草姿コンパクト。
●脇芽にも早い段階から花が着いて果実となるので脇芽取りは不要。
※むしろ脇芽取りをすると収量が減ります。
●草勢はやや強い。定植から収穫までの日数が短い極早生。脇芽が出てこなくなるとそれ以上の開花は無くなるので、一般品種よりも収穫時期は短期集中型となる。一般的な春の露地栽培での収穫期間は約50~60日。
●TMV抵抗性を持たないので接木の際はTm-1型台木を使用。
●露地栽培のみならず、プランター・鉢での栽培もオススメ。
【栽培のポイント】
●脇芽取りは基本不要ですが、低節位の強い脇芽や枝葉が混み合うときだけ、刈り込んでせん定を行い、日当たりと風通しを良くする(病気予防と糖度アップ)。
●地植えの場合、キュウリネット使用がお奨め。枝数が多くなるので随時テープやヒモで誘引・固定する。植えた箇所から広がる扇形をイメージして誘引する。支柱を使用する場合は縦支柱だけでなく横にヒモ・テープを張って誘引。
●隣同士の枝が混み合うので、地植えの際の株間は通常より広い80~100cmを確保。
●鉢植えの場合は、鉢サイズにあった円形のアサガオ支柱がお奨め。尺鉢で1株、プランターで1~2株植えて下さい。
●追肥は主枝の3番目の花房が開花したら行って下さい。その後は10~15日おきに追肥を。新しく開花する花が無くなってからは追肥は不要。