貯蔵にも向く、粉質で食味に優れた大玉の黒皮種
【特性】
●草勢はやや強いが雌花の着生が良好。
●つる伸びが早く、節間はやや長い、葉が大きく展開。
●成熟は40~45日程度の中早生種。
●果皮色は黒に近い黒緑で、条斑は目立たない。
●着果が安定し、収量性は良好。
●果形は甲高の扁円形、4~5玉サイズ中心に揃う。
●果肉は濃橙黄色で特に肩部位の果肉が厚い強粉質、糖化がやや遅く、貯蔵後の食味はとても良好。
●果皮の退色が遅く、貯蔵性に優れる。
【注意点】
◎節間がやや長く、着果位置がやや遠くなるため畝幅は3.5m~4m程度とする。
◎子つる2~3本仕立てとして、株間は60~90cm程度とする。
◎開花期以降の肥料効きが特に重要であるため、追肥を重視した肥培管理が望ましい。