耐倒伏性に優れて栽培しやすい高温期収穫向けの中生種
【特性】
●播種後89日前後で収穫できる中生種。
●低温での初期生育がおとなしい、生育後半に草姿が旺盛となる。
●分げつは少なめ。
●根張りが強く、耐倒伏性に優れる。
●穂長が長く、大穂となる。
●粒列の並びがきれいで、粒色は濃く照りがある、先端の実入りは比較的良好。
●甘みが強く、食味は良好。
●果皮は軟らか過ぎず、収穫後のしわが出にくい。
※Miel(ミエル):フランス語でハチミツのような甘さを意味する。
【注意点】
◎大型穂を収穫するために栽植密度を一般地・暖地で3800株/10a、北海道・高冷地では3500株/10a程度とする。
◎大型穂の収穫・先端不稔の防止のため、本葉5枚期頃と雄穂抽出期にNK化成肥料などで追肥を行う。