【まきどき】3月~6月、9月~10月
【特性】
半常緑低木で50cm前後まで成長する南ヨーロッパ原産のハーブです。
フレッシュ葉・乾燥葉・花・茎、いずれも爽やかな香りで、ハーブティーとして使用したり脂っこい肉魚料理に使われます。青紫色の穂状の小花が夏時に咲き、観賞用としても楽しめます。
畑のアオムシの発生を抑制してくれます。
【栽培方法】
種はセルトレーかポットで育て、背丈10cm頃に株間30~35cmで定植します。
込み合った茎は切り取り風通しを良くし、乾燥気味に育てます。
種まきから約3ヶ月、背丈が約20cmから葉の収穫開始期です。
生葉の収穫は葉先約10cmを収穫し、乾燥葉を使用する時は枝ごと切り取ります。
花の収穫期は梅雨時~夏場です。
【楽しみ方】
若葉はサラダに混ぜて食べると爽やかな香りとピリッとした苦味が加わります。
生葉・乾燥葉はハーブティーとして咳止めにも効果を発揮します。
脂っこい肉魚をソテーする時に刻み葉を入れると、臭みがとれ消化を助けてくれます。
お風呂に茎葉を入れるとリウマチに効果があると言われます。
リキュールの風味づけにも利用できます。