●搾油用のナタネとして、耐倒伏性の強い、多収の温暖地向け無エルシン酸(※)のナタネ。独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構において開発された品種。
※エルシン酸・・・過剰に摂取すると心臓障害等を引き起こすといわれる脂肪酸
●登録品種につき、無断での種子増殖は、法律により罰せられますので、ご注意ください。
●盛脂148とオオミナタネを交配して育成された品種。温暖地での栽培に適した特性(熟期が早く、草丈が低く、病気に強い)。滋賀県で栽培されている。東北より以北での栽培は、収量が劣るため不向きである。
◆種まき期・・・10月上旬(中間地)~11月上旬(暖地)
種まきは、早いと害虫の被害が多く、遅いと生育が遅れて収量が減少しやすいので適期に行います。
◆収穫期・・・6月上旬
◆種まきの方式
・「スジまき」
種子量500g/10a
畝間70~75cmに畝たてし、株間3~5cmに手押し式播種機等でまきます。
畝間はトラクター、管理機等で中耕・土寄せができる幅とします。
・「バラまき」
種子量1kg/10a
散粒機などを使って均一にまきます。
種まき後、表土をごく浅く撹拌(1~2cm)し、覆土・鎮圧します。(覆土が3cm以上になると発芽が悪くなります。)